逢いに行くわ 汽車に乗って

木曜日に雨に濡れる京都(1日中降り続けやがった)へ行ってきました。最近絵本を読む機会が増えたこともあって、素敵な絵本に会いに。というより、その絵本のある素敵な空間に出会いに、という方が近いかな。えっと、11月号のLマガの特集記事「ずっと通いたい本屋のかたち。」を見ながら行って来たので、持っている人はそれを参考にするといいです。むしろこんな文章読む暇があったら実際に足を運ぶべきです。
まず、先月オープンしたばっかりの大正レトロビル「文椿ビルヂング」へ。名前のとおりレトロな建物。雨に濡れて情緒感が増して見えました。(でも晴れにこしたことはない)その1Fにある絵本カフェ「traction」。着いた途端に顔がゆるゆるにゆるんだ。小さめな店内、高い天井、オサレなテーブルやソファ、そして至る所に並べられた絵本。俺が掲げる理想カフェそのものですよ。で、ソファに座ってカプチーノとヨーグルトのデザート(忘れた)を頂きながらゆっくり読書。オーナー(若い&かっこいい&細い)の方の絵本好きのきっかけが「100万回生きた猫」ということで、店内にある本も読みやすいものが多かったです。「お月さまってどんなあじ?」という本が良かった(答えは自分で本を読めー)。

お月さまってどんなあじ?

お月さまってどんなあじ?

その後、近くにヴィレバンがあるのが発覚したので立ち寄る。わざわざこんな日に行かなくても〜と思いつつも店内をじっくり周遊。やっぱり楽しい。クリハラタカシという方の絵がツボった。ちょっとシュールな感じ。ポストカードはあまり買う気がなかったので本を見つけたら買おうと思う。
京都に来た証に一応鴨川に立ち寄るも大雨による増水かつ激流で即引き返し、angersというお店へ。カバン、アクセ、本、雑貨、キッチン用品などがたくさん。やっぱりLOMOに心を奪われつつ、コレに大いにはまる。我慢したけど今度出会ったら絶対買ってしまう。

最後に、Quranteというカフェへ。店主の方がおひとりでやってらっしゃるアンティークで少しマダム向けなお店。至る所に店主さんこだわりの雑貨が並べられ、店内の本棚には絵本がたくさん(Oliveも大量に山積みにされてた)。なんと言ってもココの料理が絶品です。俺がツナとチーズのタルティーヌ(画像参照)、友達がチキンとタマゴのタルティーヌを頂きました。タルティーヌってのは簡単に言えば、トーストに具をのせたオープンサンドで、おふらんすとかで流行っているそうです。んもーこれは最近食べた料理の中でも1、2を争う一品ですよ。ひとりでやってらっしゃるし、Lマガ効果で忙しく、料理が出てくるまで時間がかかるけど、そのおかげでゆっくり本を堪能できます。京都に行く機会がある人はここに是非行ってみると良いですよ!(営業時間に注意。)
とにかく雨降り過ぎな京都Dayでした。やっぱり京都に行くとジュディマリのKYOTOを歌ってしまうもんですねー。あと、はじめておけいはんに乗った!K特急のKって何!?けいはん?それにしても特急の割に停車駅多すぎ!