世界には涙を流すことのできない哀しみというのが存在するのだ
「世界の終りと〜」読み終わった。クライマックスに差し掛かったあたりで駅に着いちゃったから、駅ホームの椅子に座って一気に読みきった。やばい。中盤あたりから2つの話がジワジワとリンクし出して最後に1つになるあの展開はゾクゾクする。神。今まで読んだなかで最高傑作かも。あえていうなら「ハードボイルド〜」の中盤部分がファンタジー(現実っぽくない)に寄って行き過ぎたのがちょっと気になった。「現実の世界」と「私の中の意識世界」の対比のためにはあそこはちょっと現実から離れ過ぎやったかも。わわわ、俺偉そう。ごめんなさいごめんなさい。まじで最高傑作なんだよ。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/10
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
- 作者: 村上春樹
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んでもって、友達から話題の「電車男」借りた(ついに30万部突破したらしい)。この見事なまでの差がおもしろい。
- 作者: 中野独人
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- 発売日: 2004/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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