Rock In Japan Fes. 2005 Day1


大阪から11時間のバスの旅ですっかり酔ってしまい、死にたい死にたいと呟いていたけど、バスから一歩降りて痛すぎるほどの日差しを浴びた瞬間、全部蒸発したかのように消えてった。人人人に興奮して「来たよひたちなか!」といろんな人にメールするも全然電波繋がらず。うへー。
しばらくひとりでウロウロし、横浜からの友人となんとか合流してグラスへ。渋谷さんの朝礼に元気良く返事して「うわー夏フェスだー!」とじわじわウキウキする。


ACIDMAN<
こんな快晴の真昼間に合わないだろーと思ってたけどそんなこともなく。ほとんど曲知らないだろうなーと思ってたけどそんなこともなく。立ってるだけで湧き出る汗に再度「うわー夏フェスだー!」とじわじわウキウキする。真っ青な空に浮かぶPOCARI SWEATの飛行機雲が綺麗だった。


●セカイイチ
バス酔いで昨日の夜から何も食べておらず早くも腹へる。んで、豚丼温玉添えを食らいつつ、あまりの暑さにいきなり木陰で休憩。セカイイチはキャラも曲も思ってたよりポップで愉快な人たちだった。サウンドチェック中に退屈してるであろうお客さんへのサービス精神というか遊び心が好きです。


●YUKI
夏フェスとは思えないフリフリなドレスに見をまとい、かわいく跳ねているのを見てると自然と暑さも消えてった気がする。いくつか野外フェスを見てきてRIJFの音の良さって群を抜いてるなぁってことを今回何度も思ってて、特にこの時に強く感じていた。それは単なる音響設備云々だけでなく、歌い手が発した言葉の中に込められた喜びとか悲しみとかの想いがすごくリアルに伝わってきたからだと思う。歌だけでなくちょっとした仕草や笑顔のひとつひとつが愛しくも痛々しくも伝わってきた。スクリーンに映し出される彼女の表情を見るたびにグッときたし、実際周りの何人かの女子たちは感極まって泣いてた。自分でも予想だにしなかったけど初日のベストアクトはこのお方です。うん、良かったよ。


100s
来たよ来たよ!グラスステージでは唯一この時だけフロントエリアへ。七分丈!いや八分?むしろ長袖に近い中村君。YUKIとは違う意味で夏フェスを感じさせない中村君。陣形といい曲目といいOZツアーの延長って感は否めないけど、やっぱ楽しかった。正直、次のどらごんさん目当てで場所とりしてる人らも多くて全体的な盛り上がりはイマイチやった気がするけど(というか100sにグラスは厳しいだろ)、個人的にはステージに近いのもあってかツアーの時よりウワーってなった。ロックンロールやってくれたのがほんとに嬉しかった。


SUGIURUMN
もう初日はお腹いっぱいですってな状態でふらふら休憩しようかなと思ってたら、DJブースの方からスギウラム〜!のアナウンスに興奮してダッシュで向かう。もうそっからはテンションMAXのままエンドレスで踊りまくった。あげあげ。フロアが蒸し風呂みたいだった。途中変なおっさんゴーイングの松本さんが飛び入り参加で1曲プレイというか歌っていったり。楽しかった!初日に消費したカロリーのうち半分以上はここでしたね。
荒れ狂うドラゴンアッシュを遠くから眺めながらへとへとの体にビール注入。それにしてもなぜにダンサーがいるんですかね?滑稽すぎて笑いが止まらなかったよ。


BUMP OF CHICKEN
アルコール、特にビールは弱いので簡単に酔えちゃうなんとも経済的な体質のため爆睡。バンプさんの曲は全然知らないやつばっかだったし。それでも最後の天体観測のイントロでガバッと起き上がり、思いっきり拳を突き上げた。名曲。


RIP SLYME
いちおーロックフェスなんですが、体が完全に踊りたいモードなので十分にオケー。途中生バンドが入ったんですが、正直フツーにトラック流した方が良いのではと思った。楽園ベイベくらいしか知らないかなーと思ってたけど、意外とほとんど知ってた、俺。ポリハヤシのDJ行きたかったなーという後悔もあれど、初日の締めくくりに相応しいお祭タイムでした。花火スゴー。