スネオヘアー / カナシミ

カナシミ

カナシミ

えと、驚くほどに馴染んでこないのです。耳に体に心に。


洗練されたとかクールとか、まずそんな形容が思い浮かんだ。
あと、J-POPとか。


スネオの中で何かが吹っ切れたのだろうか。
余裕や自信が音や言葉に表れている。
迷いとか焦りの中に光を見出そうともがく姿は影を潜めた。


もちろんスネオの稀有なポップセンスは相変わらずだけど、
もうちょっとひねくれてほしいなぁ。と。
正直スネオじゃなくても作れそうなアルバムになっちゃった気が。


曲単位で言えば「空も忙しい」の世界がやっぱり好きすぎるし、
「なんちゃってパーフリ」もそのまますぎて楽しい。


でも「happy end」がなー。
楽曲の良さは認めるけど、やっぱスネオが歌うべきだったなぁ。


なんか、今回のアルバムは企画盤みたいな位置付け。俺の中では。