赤丸新味 玉子入り


モネ大回顧展@国立新美術館
大回顧の名のとおり、世界中から集められたモネ作品が約100点。


で、美術館をあとにするまでおよそ2時間。
感想として、芸術は一気に堪能するもんではないな、と。
1点1点ファインダーをいろんな角度から覗きこんでは、
む〜ん、と想いをめぐらせてたらそりゃ疲れる。
とても贅沢すぎる疲労感であるけれども。


モネといえば光。
とりわけ水に映し出される光の描写が美しく、
水面に注がれ、たゆたう一瞬の光の表情を見事に捉えた画は、
自然という漠然とした存在が、
光をはじめとする様々な要素から成り立っていることを想起させる。


いちばん長い時間をかけて見入ってたのは、
「ヴェルノンの教会の眺め」だったかな。
モネの中でも繊細に描かれた水と光の作品。
ほっこり。する。


あと、国立新美術館はなかなか感想に困る建築だった。
それ以上に東京ミッドタウンの外観が酷かったのだけど、、、