Summer Sonic'05 in Osaka


前の晩バイト終わって2時間だけ寝て早朝バイト行って、
そのままバイト先で着替えて極度の睡魔と共に会場へ。
チャリで1分。
既にクタクタ。


CAESARS
大半の人と同じくiPodの曲しか知らなかったけど良かった!
基本は王道なロックに癖のあるギターリフと印象的なオルガンが絡み、
どことなく哀愁漂っていて、
フジファブの気持ちよさと共通しているなーと思った。
案の定あの曲だけ異様に盛り上がった。


LITTLE BARRIE
演奏上手いなーカッコええなー、
とか思いつつゆったり踊ってたら睡魔と空腹。
仕方なく途中退場。
飲食ブースがごった返してたのでチャリ漕いでバイト先で飯を食う。


DEATH CAB FOR CUTIE
思ってたより演奏は攻撃的(というか音割れ?)やったけど、
あの美しいサウンドはホンモノやった。
ちょい新曲多めやったけど「A Movie Script Ending」が聴けて癒された。
はい、うぇい。


特に見るものもないのでOPEN AIRの下見も兼ねてアジカン
一歩足を踏み入れて友達と同時に発した言葉、
「音酷すぎる、、、!」
これにはほんまに参った。
地元住民からの騒音苦情の対策のため音を絞っていたんだろうけど。
音が体に響いてこない。隣で喋ってる奴の声のほうが鮮明に聴こえる。
しかも低音がこもって汚い。中域高域がしょぼい。
むー、確かにサマソニの日は俺の家にも音が響いてくるし、
興味ない人には迷惑かもしれないが、
もうちょっとなんとか出来なかったのか。
地元住民の代わりに訪れた観客に犠牲を強いただけで、
これは苦情の解消とは全く違う。
あそこまで音を絞るならそれこそ今年から場所を変えるべきだった。
あれじゃ楽しみにしてた客も遥々来てくれたアーティストにも申し訳ない。


BLOC PARTY
OPEN AIRの酷さを体験した後だったので、
単純に音が大きいことや、
「Banquet」のギターがちゃんとステレオで鳴ってたことだけで感動。
満員になるかと思ってたけど割と余裕があって気持ちよく踊れた。


KASABIAN
若干音がマシになった気がする。
簡易トイレの中で響く「Club Foot」が気持ち良かった。


weezer
実は1曲たりとも知らないのでoasisに備えて終始睡眠。


●oasis
はー、来たよ、ついに、はー。すごく落ち着かない。
大学受験直前の時のようにお腹が痛くなって、
好きな娘に告白する時のように胸の鼓動がありえないスピードになって。


SEと客電が落ちて、
ちょっとぽっちゃりしたリアムが!老けたノエルが!


まだ音楽にのめり込んだばっかのガキの頃から10年。
初めて聴いた2ndから10年。
もう頭の中真っ白で手を叩いて声をあげ歌った。


昔と違って聴く音楽の幅が広がって、
それと同時にoasisを聴く機会も少なくなっていったし、
ぶっちゃけ前のアルバムとか買ったきり殆ど聴いていなかったりする。


でもイントロが流れればみんな一緒に歌うことが出来る。
ってのはやっぱり存在の大きさなのだ。
同じようなことをRIJFのミスチルのとこで書いたけど、
その何百倍何千倍。


「Morning Glory」「Cigarettes & Alcohol」「Live Forever
「Champagne Supernova」「Rock'n' Roll Star」
わかっちゃいたけどヒット曲オンパレード。


そしてあのピアノのイントロ。
「Don't Look Back In Anger」は本当に神がかっていたとしか言い様がなかった。
最初のサビでノエルがマイクから離れ、歌を観客に託した。
大合唱は美しかった。
ワンコーラス目が終わって涙が止まらなくなって号泣してしまった。
大袈裟だけど本当に音楽の神様に感謝した瞬間でした。


そして「My Generation」のカバーで楽しく締めてくれた。最高だ。
そういやメンバーの機嫌が終始良かったのも嬉しい(ある意味)誤算だった。
リアムは曲が終わるたびにオーディエンスの歌に拍手を贈ってくれたし。
近くの結婚式場で式がある時はいつも花火が打ち上がるのだけど、
ちょうどその日も式があったみたいで、
序盤の曲のすごく中途半端なとこで打ち上げられる、
というハプニングも見事に演出と化して、リアムも喜んでた。


もう運営側の酷さは気にならなかった。
スタッフや設備はテキトーにしてブッキングに徹底的に金をかけるスタンス。
サマソニはそれでいいやと思った。


oasisに感謝。最高の夜。


そして興奮冷めやらぬまま、家でシャワーを浴び、
今だ帰りの電車に乗れていない人の列を横目に再度バイトへ。
ってサイアクだな、うちの店。


余韻に浸らせろよ。