KAN / 弾き語りばったり#7〜ウルトラタブン〜


行き損ねて行き損ねて3年振りの弾き語りばったり
ほんとに「なに、この充実感!」なエンターテイメントショウでした。


ビリー・ジョエルとミスチルのカバーを織り交ぜつつ、
あれとかこれとか新旧の名曲だらけを惜しげなく。


そして、しっとり歌い上げ、会場を柔らかな空気で包むその合間合間には、
畳み掛けるようなMCと小ネタで会場を笑いで包む。


ピアノ1本というマンネリ防止のために用意されたMacも、
シーケンスにあわせて演奏するんだろうな、という大方の予想を裏切って、
Wordで曲順を表示させ、印刷用紙を1枚節約するためだけ!
という離れ技をやってのけたり。


まぁ、相変わらずテキトーな喋りで、
とにかくその独特の「間」と「テンポ」がほんとに類稀な才能すぎる。
言葉に起こすと何てことない内容なのに。


で、話は変わって。
最近は「KAN=結婚」という図式が自分内にあって。
昨年の結婚式で「世界でいちばん好きな人」を入場曲にしたり、
そういや、小学生の頃は結婚式には「永遠」をかけたいな〜と思ってたこと。
そして結婚した今、「50年後も」を今後の人生のテーマに掲げていたり。


その3曲がこの日も演奏され、どことなく人生を感じるライブだなぁと。
冒頭に書いた感想の答えはこれかもしれない。


 秋の夕べに落ち葉が舞うように
 ぼくたちも美しく枯れてるかな
 50年後も穏やかに 笑ってるかな
 今日みたいに