愛と笑いの夜。

曽我部恵一"無政府主義的恋愛ツアー"@クアトロレポ。
心斎橋をだらだらぶらぶらしつつクアトロ着いたらオープニングアクトのバンドが演奏していた。うわーイイ!この人らがレイモンドチームか!オープニングアクトあるなんて知らんかったしー、もっと早く来りゃよかったとちと後悔する。
予定よりちょっと遅れて曽我部さんスタート。ライブ毎に若いファンが増えてる気がする。若いってのは単純に年齢的なものではなくてオーラがノリが。様々なロックフェスに積極的に出演した結果だろうか。
初っ端から立て続けにロックンロール。「シモーヌ」と「She's a Rider」はホンマに名曲だ。どれもすぐに口ずさめるような新曲も4曲ほど。セブンティーンって曲がモロにアイドル歌謡曲みたいなメロでちょっぴり恥ずかしい(けど好き)。CDより長尺のLiveバージョンの方が断然好きな「FIRE ENGINE」でベースの大塚さんが早々とダイブし、割と冷静に聴いてた会場がだんだんヒートアップしていって「テレフォンラブ」辺りから一気にはじける。壊れたように歌い踊る。なにより1番ぶっ壊れてたのはバンドの面々。大合唱の連続でLiveのクライマックスの状態がずっと続いてる感じ。
サニーデイの名曲「青春狂走曲」の時の客の狂喜の声がすごかった。俺も感極まって泣きそうなんやけどニヤニヤ笑いも止まらなくて変な顔になってたと思う。
途中曽我部さんのアンプが出なくなり、直してる間にOO TELESAが一曲演ってくれたと思えば、今度はアコギの弦が切れて、曽我部さん自らステージ上で張替えたりとLiveの醍醐味でもあるハプニング満載。
アンコールでは曽我部さんが客席におりてきて(!)ギター弾き語り。みんなが円になってまったり。
曽我部さんが「今日はホームパーティーなんだ」って言うてたけど正にその通りやった。たぶん30曲近くやったと思う3時間のホームパーティーは愛と笑いに満ち溢れた夜になった。シアワセ。