ひとまわり大きな器を 誰かの前に掲げるのさ


彼女さんが地元の女友達と呑んでいるというので、
バイト終わりに顔を出し、男ひとり年上のお姉さん達に囲まれて呑む。
いつも余裕のある居酒屋は年末ということで、ありえないくらいの大盛況っぷり。
席が足らないのでひとつの椅子にふたりで座ってたり。主に俺が。


そして、よくよく見れば店内は中学の同期で溢れかえってた。
中学卒業以来会ってない奴がほとんどという懐かしさに満ちた時間。
社会人6年目。子供が2人。とか。
いまだに筆箱持って学生している俺には未知の世界で楽しかった。
そしてみんな一様にまるまると太ってた。
それが揃いも揃って「幸せ太り」ってやつなので、
なんとも微笑ましく思えた一夜。
素敵じゃないか。


んでもって深夜3時。
ベロベロの状態でe-learningのTOEIC模擬テストを受けている俺は、
神の領域なのではと思いつつ、
23点というミラクルな数字を叩き出して泥のように寝た。